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2012年9月12日 (水)

17日はヤンバルクイナの日

Yanbarukuina917はクイナの日

一般住民のおじさん達が立ち上げた「やんばるクイナ交通事故防止標語キャンペーン実行委員会(会長:服部)」が提唱し、2004年9月17日国頭村議会で可決された日でもあります
決まった瞬間、傍聴席の私たちは思わず拍手喝采して、ちょっとひんしゅくだったかも(笑)

040917_141601_2その後の記者会見では実行部隊長のケンジさんと委員長のユキトがカメラのフラッシュを誇らしげに浴びていたことを今でもはっきり覚えています

当時、ヤンバルクイナの絶滅の危機を聞いた地元のおじさん達は、子供のころから慣れ親しんだクイナの姿や声が少なくなってきた寂しさと不安を感じて、交通事故防止の標語を道路に立てようと、大奮闘!
全国募集の標語はなんと世界中から送られて来ました

板切れに自分たちでペンキを塗って、国道事務所に掛け合って、交通事故防止の看板を取り付けたり、国頭ツーリズム協会が行ったかかし祭りとタイアップさせてもらったり・・・

Okusho_21多くの標語の中から選ばれたのは奥小学校の女の子(当時は1年生だったかな?)「いつもいいおもいでつくりたいでしょう ねーいぬさん ねこさん くいなさん」が分かり易くて可愛くて優しくて、私の琴線に触れまくって(標語審査委員長だったのね)、そんなこんなが御縁で翌年には奥小学校の生徒さん達全員で標語看板を描いてもらったりもしました(写真:これで生徒全員♪)

今では環境省やNPOが後を継いで立派な看板が立つようになりましたし、ヤンバルクイナも以前より沢山見られるようになりました
が、交通事故はまだまだ増える一方
今年は早朝に横断幕を持って呼びかけていた日もあったけど、何事も予算内でというのは寂しいですね
こういうことこそ、夏休みの小中高生に協力してもらうとか出来ないのかな?

クイナの日が来ると、手弁当で頑張っていたあの頃のおじさん達の活躍が思い出されます

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