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2011年6月

2011年6月29日 (水)

小笠原とガボテン島

Tomato 小笠原が世界遺産に登録された
私にとって、多分永遠に上陸することはない憧れの島
もしかしたら、沖縄移住へと私を駆り立てた原動力は、小笠原への憧れが育んだのかもしれない

1a_5 子供の頃に読んだ「宝島」「ロビンソンクルーソー」「15少年漂流記」・・・最近ではTVドラマ「突然!サバイバル」や「LOST」
私の疑問はいつも変わらず「自然がいっぱいの夢のような島にいて、どうして主人公たちは帰ることに必死なの?」
どうやら私には帰巣本能が欠如しているらしい・・・

もっとも、私の無人島は、探検や冒険というよりも、綺麗な海、花の咲き乱れるジャングルには果物があり、真水の滝や泉があり、友達になってくれる妙な動物がいる夢の国で、宝物を隠しに来る海賊も白骨も無く、恐ろしい怪獣もいない、夢見る少女の現実Kero逃避アイランド
無人島ものでいえばアニメ「ふしぎな島のフローネ」の雰囲気が近い

A_2(たぶん)日本で最初に放映された無人島ものアニメ「冒険ガボテン島」も毎週欠かさず見ていた 
主題歌にもあるように故郷を「ちょっぴり思いだしちゃう」トマトちゃん(右上)が可愛かった

この放映の翌年、小笠原諸島が返還され、私の中で小笠原は、ほぼガボテン島になっていた

当時の新聞には小笠原の自然写真や記事が連載され、スクラップブックは何冊にもなった
中でも私を釘付けにしたのはオガサワラオオコウモリで、いつか絶対に逢いたいと願ったものだ

イルカやクジラが遊び、飛行場も作らず守り抜いたムニンアイランド小笠原諸島

世界遺産おめでとう

2011年6月26日 (日)

ワイルドライフ:ケナガネズミ

Kenaga621 前回お知らせした放送日が変更になったようです

7月4日20時から

NHKBSプレミアム ワイルドライフ
「沖縄やんばる 輝く森にネズミがつむぐ命の物語」

2011年6月24日 (金)

シュノーケリングでサンゴ観察

P6220002moto 海に入った瞬間から 小魚の群に囲まれてしまう季節到来

キビナゴ・ミジュン・グルクン・シイラ・カマス・ボラ・・・様々な稚魚の群が、風に流れる雲のように形を変えながら、行く先々で泳ぎまわっている

P6220010a_2 魚たち同様、大きな群れになったのはサンゴ達
世界的な白化から10年以上が経過し、サンゴ達は自力で再生
毎年少しづつ大きく成長してゆく姿をハラハラしながら見守ってきたけど、そろそろ安心できる大きさに成長してくれた

P6220011a これからはサンゴ同士が戦い始め、淘汰されるもの、より大きく成長するものに分かれてゆく

この中から1メートル、2メートルに成長したテーブルサンゴが見られる日は必ずやってくる

大きい写真はこちら

2011年6月16日 (木)

皆既月食

P6160018b 3時40分過ぎの月

肉眼では半分欠けているのに

デジカメ写真だと満月

半分の光の威力って凄い

P6160031b 3時53分

肉眼で三分の一以上の食

少し形がとれるようになってきた

輪郭も見えるね

P6160043b 光のシャープさは肉眼よりも

はるかに劣るよね~

4時ジャスト

隠れた月は赤銅色

P6160061b 4時8分

ほぼ隠れた

足元でまとわりつくネコと

戦いながら・・・(笑)

P6160064b 4時9分

この10分間は妙に早い

月にまとわりつく雲が

邪魔になってくる

皆既月食は4時30分頃まで見ていたんだけど、雲に隠れてしまった

その後は空も白み始め、白い月食も期待したのだけど残念

同じデジカメと言っても全然違う、ハマちゃんの一眼レフ+新レンズだとこうなる! クレーターまでばっちりだもんなぁ~ 皆既月食はちょいブレだけど(←くやしいらしい(笑))

2011年6月10日 (金)

箇条書き

県民はとっくに「勝手に梅雨明け宣言」をしていたけど、沖縄気象台も9日「梅雨明けらしいよと発表

空の色も海の色もすっかり夏、明日も晴れ、紫外線たっぷり、予想気温30°超えの中で、明日は楽しい消防訓練(棒読み)

夕べ、とある会議をした個人宅は、目の前が海、家の周りは森、しかも庭には小川が流れているという贅沢すぎる環境
アカヒゲの遊ぶ庭で夕暮れの海を見ながら会議が始まり、暗くなると庭の奥でヤンバルクイナが3羽も鳴き交わすし、蛍は飛ぶし・・・会議どころではなかった

クイナファミリー」写真をアップしたばかりの9日、道の駅の観光案内所で遊んでいたら「クイナのヒナの写真を撮りたいんですが、いつ頃がベスト?」というお客様
「ヒヨコ写真でしたら5月のGW頃でしたね~  現在は親と変わらない羽になってしまいましたよ」と対応したら、さんぴん茶2本もくれた
ごちそうさまでございました

2011年6月 5日 (日)

箸休め

F1020285 最近は少し硬めの話題が続いたので、たまには沖縄風味なお弁当の話はいかが?

スマイル♪スマイル♪ (右サイドバー下のリンクからも行けます)

“» 続きを読む ” をクリックすると出てくる *・゜゚・*:.一口メモ.:*・゜゚・*:が、なかなかの評判とか♪
ま、早い話が・・・私が書いてます(笑)

気軽に読んでくださいな

2011年6月 4日 (土)

ケナガネズミは増えているか?

Dsc_4772c  ハマちゃんが、可愛い写真を沢山撮ってきたので、“やんばる みぃっけ♪”では、特集中になってしまったケナガネズミ

初秋頃から繁殖が始まって、子ネズミ達が見られるのは春頃までというのが定説だけど、今年は今頃になっても怖いもの知らずの子ネズミ達が元気に遊んでいる
この頃の気象の関係で繁殖期がずれたのか、元々の生態なのかは今後の観察研究にかかっているのかな
Dsc_4778b 一属一種とはいえネズミだから、ネズミ算式繁栄法もあり?

「定説」などというものは破られる為にある・・・というか、定説を乗り越えて真実に近づくワケで、以前書いた食物関係も同様

Kenaga1a 表題の「増えているか?」に関しては、ジレンマの渦に巻き込まれてしまうのだけど、たぶん増えているのは彼らを追いかけまわす人間なのだろう
人間が増えれば定説を崩す時間も早くなるけど、生物たちの平和な夜は少なくなる(ならば研究なんてどうでもいいと思ってしまう私がいたり・・・)
Dsc_4779b ほんの数年前までは「ほぼ居ない」とされていて、たまに「見た」と言っても相手にもされなかったのが、存在情報などの露出度が増えてくるとあちらこちらからにわか観察者やらにわか研究者やらやらがわらわらと国頭村の森に集まって煌々とライトを照らしながら目暗滅法走り回る

Dsc_4768a  「A地点で見た」「B地点で見た」という情報はあっという間に広まり、一匹のネズミを何人もが見ることになる
注目を浴びているので、車に轢かれた個体も報告される

ヤンバルクイナなども同様だけど、目視確認できる人が増えたと見るほうが妥当だと思うのと同時に、工事などが終わって環境が落ち着けば生物は再び戻って来る訳で、森の奥に逃げていたものが見やすい場所で生活を始めることもある
総合的に見て「増えた」とか「何匹轢かれた!絶滅だ!!」と騒ぐのは短絡的すぎやしないかな?

2011年6月 2日 (木)

やんばる 生物多様性重要地域

0601shinpo 国際環境保護団体コンサベーション・インターナショナルが選ぶ生物多様性重要地域に「やんばる」が選定された

まぁ、国内だけで232箇所も選ばれたのだから、やんばるが入るのは当然といえば当然だけど、それにしても200以上って、日本は本当に凄い国だと思う

同じく当然のように今回の被災地も選出されている
素晴らしい自然や景勝地の多い東北地方に与えた人災は許しがたい

・・・が!やんばるを振り返ってみると、自然に与える人災の卵がぽこぽこ・・・

なぁんと国頭村の東側では「辺野古がダメならこっちへおいで」と、米軍に手招きしちゃってる集落あり
西側では国定公園なのに、一企業のために採石運搬用の桟橋を作る計画を、議会全会一致で可決してるし
そこって、夕方になるとウミガメたちが遊ぶような大切な場所なのに・・・
その先の海は見事な枝サンゴの群生地なのに・・・
計画は気のせい・・・と思いたい・・・

さて、話変わって、検索フレーズランキング(左バーの下のほうね)を見てたら、面白いフレーズがあった
“那覇空港からやんばる村まで時間”

「やんばる村」・・・なんかいい響き~(私には)
(私には)と書いたのは、実は「やんばる」って、昔は差別用語だったそうな
移住者である私は「やんばる」という言葉は好きだけど、年配の方の中には嫌う方もあるそうなので・・・難しいよね・・・

で、昔は「やんばる」って、恩納村から北「国頭郡」を指した呼び名で地名ではなく、山しかない田舎っていう意味だとか

今、やんばるといえば「やんばる三村」
東村・大宜味村・国頭村、開発は進んでいるとはいえ、まだ自然が多く残る良い意味での田舎(というより故郷?)と言われている
今回重要地域に選ばれたのもこの三村地域だから、もっともっと自然を考えなければならない時なのに・・・
県の自然保護課が許すわけないよね~

・・・やっぱり・・・計画は気のせい・・・???

*写真:琉球新報6月1日28面から一部抜粋

2011年6月 1日 (水)

ハブ咬傷注意

自然界では必要な生物のハブさんも
人間にとっては「ちょっと・・・」かな?
会いたい、会いたくないは人様々ですが、咬傷事故は
毎年100件前後の報告があります

ちょっとした心構えで避けられた事故が多いようですから
お互いの平和の為にも、くれぐれもご注意を!

*見通しの悪い夜の道は、必ず懐中電灯&杖を持って
*歩道の無い森・生垣・畑・墓地などに近づかない
*地元の人が居ないような場所には入らない

ジューンブライドな6月です
ハブさんたちにとってもこの時期は恋の季節
繁殖期は行動範囲も広く、気も立っています
夜間はなるべく出歩かないようにしましょう

ハブ写真こちら

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