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2009年10月

2009年10月30日 (金)

十三夜

13 今夜は十三夜

十五夜と十三夜はセットになっているので、どちらかが欠けると「片見月」と言って、あまりよろしくないらしいけど、今の時代はススキやお芋や栗やお団子をちゃんと調達するのも難しいよね

沖縄では、先月のお月見の頃にはまだまだススキの穂も小さくて、先日やっと「ススキ開花宣言」が出されたくらいだから、ススキを供えるなら十三夜のほうが季節に合っている

カレンダーには「30日・十三夜」とあったので、未明に撮ってみたんだけど・・・一日ずれてる?(笑)ということは、これは十二夜の月

連想ゲームは、カテゴライズされた記憶を掘り起こすものだけど、十二夜=シェイクスピア・キリストな西洋のイメージ。十三夜=樋口一葉・河岸の柳な日本のイメージ。十五夜=なんとなく三国志・月餅な中国のイメージ・・・あ、国定忠治も満月だね

なぁんて、脳内世界一周をしているとなかなか現実に帰って来られなくなるワケで、気付けば書き出しから二時間も経っている!!!これはマズイ。。。

そんなこんなで何でもありな日本!明日は西洋カボチャがおばけになる日だそうです

*その後の18:00頃 十三夜 雲間の白い月

1236a 1238a 1238z

2009年10月20日 (火)

真夜中のイノー観察

1160a 今期の“真夜中のイノー観察”の幕開けは「イノー+天体ショー」豪華絢爛盛り沢山な贅沢三昧

浜に到着した時間が少し早かったので、波打ち際でツノメガニと鬼ごっこ・・・夜空を見上げると、星星星!!!オリオンはシルエットになった東の尾根から少し上がっている

1181a 引き潮は砂地に見事な砂紋を作りながら沖へ沖へ・・・天空からこぼれた流星が一つ、また一つ消える

新月・快晴・流星群、明日からは風が出て天気も下り坂のようだから、今夜は絶好の夜遊び日和なのだ

1162z 夜行性の生物達が忙しそうに餌探しに精を出している様子は本当に面白い  特にタコ達は、流星に乗ってやって来た遠い星の生き物みたいで楽しい

座り込んでずっと観察したいけど、今夜は上も見なくてはならないから大変! 流れ星を一つ見たら、今度は下を向いて何かを見つけ、また天を仰いで・・・の繰り返し☆

1171a 小さなキリンミノも何匹か発見  片手ですくえる程の可愛らしさに思わず手が出そうだけど、毒があるから危険・・・とはいえ、こんなに小さな体にいったいどれ程の毒を持っているのか、試してみたくなる・・・だめだめ!!こんな真夜中にこんな場所から救急車は呼び難い(笑)

1176 一番寝ぼけていたサザナミフグのチビさんは、寝返りでもうつようにトロトロ逃げながら、眩しいからあっちに行ってよ~

2時、オリオンは大分上がって 天の川も一層星が増えた  このまま浜に寝転んで朝まで流星を数えていたい・・後ろ髪を引かれる思いで今夜は終了

家に帰って見上げた空に、流れ星みっつ。。。☆

2009年10月17日 (土)

イノー観察とオリオン座流星群

17日からの「真夜中のイノー観察」で、オリオン座流星群を見よう♪

オリオンといえば♪三ッ星かざしてたっかだっかとぉ~♪は、BEGINの沖縄を代表するCMソングですが・・・もう7年も前か(笑)

ツアーは上を向いたり下を見たり、すっごく忙しいことになりそうだけど(笑)、今回の大潮は新月に当たりますから星の観察にも最高ですね  秋の夜長はロマンチックに(はーと)

特に18・19・20日のヤンバルはバッチリ晴れマーク! 

ヤンバルの澄み切った空気に包まれて、海と空の宝石たちを観察しましょう

イノー観察予定表 やんばる自然観察ツアー

オリオン座流星群 国立天文台

♪冬の星座オリオン~♪という葛城ユキの歌声と、BIGENの歌が同時に頭の中でまわっている私って・・・

*次の新月11月の16~21日のイノー観察の頃は「獅子座流星群」ですよ♪

2009年10月16日 (金)

ヤンバルクイナで入賞♪

Kuinobukoさんが5月のクイナツアーで撮ったヤンバルクイナの写真がコンテストで入賞しました!

この写真とはちょっと違いますが、やはり毛づくろいし合うペアの微笑ましいベストショットです

nobukoさんは“きじむなあツアー”のお陰・・なんて謙遜していますが、素敵なシーンに巡り合えた時にシャッターチャンスを逃さなかったのはnobukoさんの実力ですよね  おめでとうございます♪

Phot/nobukoさん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

入賞写真も是非ご覧いただきたいのですが、彼女はとても恥かしがり屋さんなので、ここではコンテストの名前は公表しない約束をしました。。。でも・・・私にメールを下さった方だけにはこっそり教えちゃおっかなぁ(笑)

2009年10月14日 (水)

森歩き

1056a 地元の方々対象の森歩き

今回は老人介護施設で働く「森好き」さんたち

地元の方の場合は、こちらが教わることも多くて新鮮だったりする

この日も通りかかった小川で「粘土」発見! 子供の頃はこの粘土で遊んだそうだ。パックも出来るけど、流石に顔中に塗りたくるワケにもいかず、手の甲に付けて実験。パリパリにになったところで洗い流すとツルツルピカピカ♪

迷路のように入り組んだ道を、あちらこちらと3時間くらいかけて歩き回った。 休憩しながら空を見ると、なんと百羽程のサシバの群れが鷹柱を作っていた。壮観!!!地元の方に「初めて見た!」と言わせる快感♪ ま、偶然だけどね

1060a体操して、深呼吸して、沢山落ちているシイの実を拾ったり、キノボリトカゲ比べをしたり、トンボの種類を数えたり・・・

日ごろのストレスは発散できたかな?  また明日からのお年寄り達の介護に、何か役立ててもらえたら嬉しいな。。。

2009年10月13日 (火)

豊年祭

1035a当日の仕事が長引いたので、 私が飛び込んだ時には、すでに残り2演目の終盤だった

・・・が、いいのも見たわぁ~  「浜千鳥(チジューヤー)」という演目は、本来笑いを取るものではないのだが、写真右の三名は女装のおじさん。この時点で気持ち悪さ全開なのだけど、踊りのセンスが素晴らしく、本人たちが真面目に踊れば踊るほど可笑しい!

1045a 狭い会場に詰め掛けた観客は立ち見も出るほどの大盛況!笑いの渦が隣の集落にまで響くほど、鳴り止まない拍手や沖縄名物の指笛で会場中は大騒ぎになった

近辺では、奥間・比地・伊地の豊年祭が終わり、17日の浜の集落が最後。 祭り好きな人々は全部を廻って踊り比べの評論家になる。 それぞれの集落にはそれぞれの踊りがあり、新作や伝統が入り乱れて楽しい

1043a 最後は78歳が難しい一人踊り  時々「あれ?」と、首を傾げながら堂々と踊りきった

二年に一度の豊年祭  今年は参加出来なかったけど、次回は何か踊りたいなぁ・・・(翌日、みんなの衣装を片付けながら、これが着たい、あれも着たい♪と、意欲満々)

1050a フィナーレはトーシンドーイに乗せてのカチャーシーが延々と続き、集落中に停めてあった車も一台、また一台と帰って行き・・・

祭りの後の寂しさ・・・かと思いきや、あちらこちらに出来た車座ではカンパイが繰り返され、結局お開きは朝だったそうな(笑)

2009年10月12日 (月)

海は友達♪

1022z パパみぃっけ♪

妊娠中のママと3歳のHaちゃんの午前のメニューは貝拾い

その帰り道、パパがシュノーケリングをしているであろう浜に近づくと、ちょうど帰ってくる影を発見

1025aパパの勇士に触発されたのか、午前中は「泳ごうか?」と聞いても首を横に振るだけだったHaちゃんが、午後はやる気満々!

ライフジャケットを着けたら元気なカエルさんの出来上がり♪

何度も何度も「また泳ぐ!」「早く行こう!」と、せがまれるほど(笑)

もう 海とお友達になっちゃった♪ 次に会う時はお姉ちゃんだね 赤ちゃんに海の大きさを伝えてあげてね。。。

・・・翌日お手紙をいただきました・・・

昨日は大変お世話になりました
家族皆それぞれ楽しく過ごせました
私は石の綺麗さに目覚めてしまった・・・きけん・・・
次回は貝に石にガラスに忙しそうです
娘は“れお”の真似ばっかり「ニャーオ」と鳴いて四つんばいで歩いています
夫は長く海にいられたので大満足だったようです
米軍での食事、買い物もよい思い出になりました
2003年の出会いからこんなに長くご縁ができると思っていませんでした
では近い内に又お会いできることを祈って(^-^)

2009年10月10日 (土)

小雨交じり磯遊び

1016a ここに来る為に一年間働いてきたんだもの  台風ごとにきに負けられない!! 

なんと日本縦断18号台風の最中に沖縄にやって来た神奈川ファミリー

あと数分の違いで羽田トンネルが通行止めだったの~!♪と言いながら、曇天の中遊びまくった3日間

1015a まだまだ荒れた海に大人達は「降参」でも、子供達にはなんのその  

岩場に小さなプールを見つけて大喜び♪  時々襲ってくる大波にも歓声を上げながらおおはしゃぎ!「水、あったかいよ お風呂みたい」と、帰ろうとしない

シトシト雨も降ってきて、待っている大人達がびしょ濡れになったのを見て「私たちなんて、もっとびしょびしょだよ~」

2009年10月 7日 (水)

台風ですよ 気をつけて!

989a 18号が日本を狙っています

沖縄本島上陸は今回も無さそうですが、本州縦断の勢いですので、進路の皆様は充分にお気をつけ下さい

昼間、我が家に咲き乱れるブーゲンビレアの花が強い風に飛ばされてしまいました

一瞬「まぁ 綺麗♪」・・・なのですが、ここはお隣さんの車庫だったのですねぇ  あらららら~

996 真夜中の今は、進路の左側に当たるのでひたすら強風 時々家中が揺れているような気がします  

今夜は寝られないかも・・・

*そんなこんなの18号ウィーク、当然ながら一日早めて帰る方あり、旅行そのものをキャンセルの方ありな中、なぁんと8日に関東からお客様到着!東京周辺の交通機関は全て麻痺しているというのに、お昼頃に電話があり「今、那覇のレンタカー屋さん」だって! 凄すぎ!!

2009年10月 5日 (月)

真夜中のイノー観察《やんばる自然体験》

983 年内の開始予定時間です
お待ちかね真夜中の観察シーズン到来

満月の下、新月の星空の元、さざ波の音を聞きながらタイドプールのプライベートツアーはいかがですか? 

濡れるのは足首くらいまで(マリンブーツレンタル込み)
大小のタイドプールや珊瑚の丘に生活する海の生き物達に逢いに行きましょう

10月 (開始予定時間)
17日22:30  18日23:00  19日23:30
21日00:00  22日00:30

11月
 1日22:00   2日22:30   3日23:00
 4日23:30   5日00:00   6日00:30
14日21:30  16日22:00  17日22:30
18日23:00  19日23:30  20日00:00
21日00:30  29日21:00  30日21:30

12月
 1日22:00   2日22:30   3日23:00
 4日23:30   6日00:00   7日02:00
 8日02:30
14日22:00  15日22:30  16日23:00
17日23:30  19日00:00  20日00:30
21日01:00  22日02:00
28日21:00  29日21:30  30日10:00  

約3時間の観察コース
お一人様料金(保険・レンタル込み)/¥6000 

*過去ログは「A*やんばる海遊び」・「C*お客様の感想」からどうぞ

2009年10月 4日 (日)

豊年祭の季節

A 我が宇良集落の豊年祭は11日

小さな集落なので大祭は無く、豊年祭が一年おきに行われている

9から10月の間にはどこかしらの集落で行われるので、情報を仕入れて観に行くのも楽しい

中秋の名月の今夜も、月を見る暇もなく練習のラストスパート

G 子供たちの踊りはそれだけで可愛いので、揃っていてもいなくても問題ないのだが、大人たちはそうはいかない

演者が少ないので一人で二つも三つも掛け持ちするワケで、一つでも覚えられないのに もう大変!

でもそこは流石に地元っ子達  踊ったことは無くてもなんとなく体に染み付いているものなのだ

E 大変なのは先生役の区長夫妻

ご主人は三味線、奥様は踊りの名手なので、毎日4~5時間全ての踊りに付き合って教え込む

B そんな二人の大変さを知っているから、教わる方も真剣・・・ではあるのだけど「合わな~い!」「あぁ 右足からだった!」

ヤンバルクイナの鳴き声も、大コウモリの羽ばたきも耳に入らず、幾つものグループに分かれてひたすら練習

本番まであと一息! 頑張れ~♪

C D H

2009年10月 2日 (金)

サシバの渡り

003z 外からピッ!クィィ~ッ!!と、呼ぶ(?)声が聞こえたので、普通に「あ~サシバねぇ」・・・次の瞬間「えっ? サシバッ?!」と、表に飛び出した

二羽のサシバが大騒ぎしながら空を舞っている

004z寒露の頃に渡って来るので、寒い風を連れて来る鳥と言われているけど、10月に入っても30℃超えの今年の沖縄はまだまだ夏  観測史上初の高温続きとか

南の海には猛烈&非常に強い二つの台風が睨んでいるから、冬の間ここに留まる鳥たちは、その前に来られて良かったけど、もっと南に向かう集団はちょっと大変!  しばらくゆっくり休んでいて欲しいものだけど、もしかしたらここが進路に当たる可能性も・・・!

005z 一足早く南に渡ったアカハラダカ達も大丈夫?

渡りはまだ数日続くから、明日から来る鳥好きのお客様と、早朝の鷹柱を見に行こうかな

何はともあれ お帰り~♪  

2009年10月 1日 (木)

“ウエルかめ”

Ao3某国営放送朝ドラ 放映記念・・・というワケではないけど、孵化も終盤の今日この頃、俄かにウミガメブームな私なので、たまたま偶然にもタイムリーな話題ってところ?

ドラマとは違って、小亀の孵化はこちらの都合には合わせてくれないし、産卵から指折り数えて待っていても一週間や二週間の誤差は当たり前が自然なので

A4 “きじむなあ”のツアーで産卵や孵化に出会えてしまった方は、ラッキーとしか言いようが無い  本音を言えば私だってせめて近場の浜では毎回見たいけど、カメだけを観察できる環境ではないので、出会えるのは年に数回・・・あれば良しとするしかない

A1運良く 孵化した小亀達はいっせいに海へ向かうワケだけど、それとなく戻って来るのは10~20年後、産卵できるまでに成長するのが25年後くらいとすると、多分二度と会えない小亀達にはただただ「頑張れ!」

でも、捕食者達にもそれなりに頑張ってもらわなければならない訳だから、心中複雑ではあるよね

A小亀達はゼンマイ仕掛けのオモチャのように海を目指し、沖を目指して泳いで行く  外洋を巡る潮に乗るまでの数日は飲まず食わず(?!)でひたすら泳ぎまくる・・・のだろう  この間に地球の磁場などが刷り込まれると言われている

その後は当然泳ぎも上手くなり、潜れるようにもなり、餌も獲るし、夜は寝る  手足を甲羅にぴったりくっつけて浮かびながら(ドリフトしながら)寝る・・・はず

A5 自然に孵化した小亀達が海に旅立つのがほとんど夜なのに、保護された小亀の放流は昼が多いのは、成長段階の差なのかもしれない(学習・体験目的ということもあるけどね)

「かも」とか「だろう」とか「はず」とか「らしい」とか「みたい~」な文章になっているけど、カメの研究はまだまだこれからなのだ

私の僅かな観察に基づいて想像しただけだから「絶対」はないけど、皆さんも想像してみて! 小さなカメ達の大冒険は夢とロマンを乗せて始まるのだから!

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