アンドロメダ遥か《真夜中のイノー観察》
今夜のイノー観察は、 何故かシガイ(テナガダコ)ばかりが目に付くけど、それはそれで嬉しいタコ観察になる。
隣「イカよりタコのほうが面白いよね」
私「いやぁ、イカはイカで面白いよぉ」
誰もいない真っ暗な海の真ん中で、うずくまりながらちょんちょんとタコを触っている私たちって・・・(笑)
ヤンバルクイナの鳴き声が右からも左からも聞こえ、後ろは波の音、周りは風の音、案外賑やかな真夜中。
ソメンヤドカリも沢山いるけど、着けているイソギンチャクはだいたい2つ。 ちょっと欲張りなのは3つ。 ところが、このヤドカリは上から見ただけでも10っこも着けてた!欲張りすぎ~
今夜は星達が一際綺麗! おー!北斗の七星じゃ!今夜は星が多すぎて目立たないのう・・・
隣「あそこに見えるのアンドロメダだよ」
私「999が行ったところか?」あそこで機械の体がもらえるのか。。。メーテルー!!
私「M31はウルトラマンの家があるところ?」
隣「違うよ!M78だから、あのへん」
私「オリオンか~」
誰もいない真っ暗な海の真ん中で、アホな会話を繰り広げる私たちって・・・
私「ハリセンボンがいるよ」
隣「え~?どれぇ? ハコフグ?」
私「ハリセンボンだってば」
隣「模様があるよ?あれがハリセンボン?釣ったのは膨れてるからわかんなかったぁ(笑)」
・・・あんた何十年沖縄で暮しているんですか。。。
あのブルーの魚、メタリックで綺麗! あ、赤いの大きい!! 魚って泳ぎながら寝てるの? ひえ~なにこれナマコ?きもちわるす~ 好奇心旺盛なお隣さんも結構楽しんでるらしい。
風がやんだら暑い。Tシャツの上に着てきたウインドブレーカーを脱ぎ捨てたい衝動にかられつつ、あっという間の約1時間。お隣さんは朝6時に起きなければならないので、今夜はこれくらい。
誰もいない真冬の真夜中、真っ暗な海はやめられない
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